平凡な日常の中で思うこと


by hammsamm
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カップルのおはなし

リトル・バイ・リトル  島本理生

主人公の女の子は高校を卒業したばかりだというのに
とても冷静で淡々としていて
その女の子そのもののような文体も
ありふれた日常を
ときたま訪れるスリリングな日常を
淡々とつづっていきます

目の前に突然自分好みのイケメン男子が現れても
冷静に事務的に(でもちゃっかり)連絡先交換したりして

でもなんだか登場人物がすべてふわふわとした非現実なものに感じた
や、もちろんこれは物語だから非実在青少年(©東京都)なのは当然だけど
10代のカップルが交わす台詞とか
あまりにもリアリティがなくて

・・・つか
わたしがおばさんだからかこれは

10代のときに
せめて20代で読みたかった



ばかもの  絲山秋子


東京で生まれ育って現在は群馬県在住だという著者

群馬弁で会話は進みます

イントネーションまで全部再現できつつも
これそんなふうに言わんよ
もうちょっと群馬弁勉強してからこい
と言いたい気持ちと
よそものながら良く頑張りましたって気持

傷のなめ合い的なダメカップルって嫌いじゃないです

こんなこと言ったら著者には失礼だろうけど
作品自体よりも
巻末たった5ページの赤染晶子さんの寄稿文(感想文)が
とっても素晴らしくて私はその感想文で泣いてしまったのでした

これまた著者には失礼だろうけど
解説もまた作品よりインパクトあって
なんだろこの田中和生って人は
文芸評論家らしいですが・・・
書いてる日本語の半分以上まったく理解できず
もちろんこれは私の知識不足ゆえの結果ですが

たとえば

そのような芸術様式が流行したあとにヨーロッパでは近代社会が訪れいているが、
近代文学のあり方に見ることができるようにそこではふたたび自己のための表現を
完結するような、ルネサンス的な調和が目指されたと言える。


う、うん・・・

最後はこれはバロック文学だと言って締めてんだけど
う、うん、バロック文学ね・・・

なんつーか・・・
評論家っていろいろ大変だなあと思いました

一番衝撃的だったのは

等身大に近い男性が、女性の作者による一人称で肯定的に描かれたのは、
日本の近代文学史上ではおろらくそれが初めてのことだった。


この等身大に近い男性ってのは
女性が理想として描く男性像ではなく
男からみて「自分に近い」と感じることのできることのようです
ようするに
全然かっこよくもない
ダメダメなんだけど愛おしい男ってのを描いた女性は
糸山さんがはじめてだって言ってるの!

その後も独自のフェミニズム論は続き
おなかいっぱいでした
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Commented by 96猫 at 2012-09-06 11:59 x
hammsammさん、お久しぶりーふっ。

読んでますね、たくさん!!
そうそう、この間コンビニに行ったら、「どん兵衛の釜飯」(箱めしだな、、、あれは)なるものがありましたよ!!
レンジでチンってして、どん兵衛ご飯なるものが出来上がるみたいですが・・・

コレはどん兵衛をこよなく愛するモノとしては、どーーーっすか??
Commented by hammsamm at 2012-09-10 16:01
96猫さん

知ってるーみたみたー
でもあれはどん兵衛じゃないですね(キッパリ
なので試してないですけど
どん兵衛黒胡麻坦坦うどんはおいしいですよ!
by hammsamm | 2012-09-05 16:59 | | Comments(2)