平凡な日常の中で思うこと


by hammsamm
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田園に死す

昨日深夜のCATVで寺山修二の「田園に死す」を見た。

二十歳くらいで見た時は
ラストシーンが強烈で、他に覚えてることと言えば
三上博史の登場を待っていたら三上寛だった。
ということだけで、内容をすっかり失念しておりました。

当時三上違いにがっくりきた三上寛がめちゃくちゃかっこいい(顔じゃないよ)。
半分くらいは何言ってるか聞き取れない後半の長台詞が強烈。

私は前衛芸術とかちっとも理解できないんだけど
たぶんこの映画は前衛的とか言われているんじゃないかと思われるけど
なんで白塗り?とか
なんで裸?とか
なんで踊ってる?とか
どうつっこんでいいのかすらわかんない不条理シーンのオンパレードで
やっぱぜっんぜんわかんなくて

でも、好きだなぁ。
ストーリーはわりかし分かりやすいし、映像がいい。
台詞がいちいちかっこいい。

母と故郷を捨て、東京に出ることを夢見る少年に

少年が初めて一人で汽車に乗るためには
母親を殺さねばならない

というような台詞があって
これは男ならではの発想だなぁ、と思った。
少年というのは、男というのは、
みな一度は母を殺しているんだろう。
いかにも寺山修二らしい。

八千草薫が
とってもかわいらしかった。
原田芳雄は
なんというか、役者としてのスタンスというか、ポジションというか、
こんだけブレない人ってすごい。
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by hammsamm | 2008-06-01 12:53 | Comments(0)