平凡な日常の中で思うこと


by hammsamm
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犯人は猫

実家の裏道をぷらぷらしてると
猫がわらわらいて
道理でわらわらいるわけだ
いつできたのかミニ動物園だった
重箱に並べられたおいなりさんみたいに
きれいにみっちり横に並んで香箱座りしてる

ぷぎゃーーー

きれいに並んだおいなりさんめがけてダイビングすると
猫が背中から肩、肩から頭と次々に上ってきて

やーん、今なんびきー

幸せの絶頂にいるわたし
頭上で一休みする猫ひとつひとつが
大仏のパンチ頭の丸いとこみたいになってんの
ひとパンチ = ひと猫
なんぱんちーいまなんぱんちー

とてもしあわせ

でも頭上の猫の重みで首が折れそう
今首折れて死んだら
2ちゃんでニュースになるんだろうか
うらやましい死に方って言われるんだろうか

つか、いまなんびきー
きゃきゃきゃきゃっ

うん、幸せそうでよかった


結局首が痛くて目覚めたんだけど


熊に食い殺されるのは嫌だけど
猫に首折られるて死ぬのはいいのかっつうね
猫による圧死とかね
そうゆうあれです、つまり、なんの答えも教訓もない夢でした
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by hammsamm | 2011-10-28 15:23 | Comments(2)

オリンピックの身代金

オリンピックの身代金 奥田英朗


誰に対する怒りなのか
どこに向けての憤りなのか
何に対する悲しみなのか

読んでて胃がキリキリと痛くなった

昭和39年
東京オリンピック開催に沸き立つ日本
敗戦後の焼け野原とバラック小屋は
次々と近代的な高層ビルに生まれ変わっていった

一方で
やっと電気が通ったような東北の貧しい村と出稼ぎ労働者

急激な高度成長で広がる格差社会
その光と闇を描いた大作


思うことがたくさんありすぎてうまく感想が書けないけど

階級闘争とゆうのは本当の意味でのそれは起こらない
奴隷解放のリーダーは奴隷ではなくて
知識層や有産階級から生まれた指導者だった

とゆうようなくだりに
なんかもーものすごーい納得すると同時に
気持ちがどよんと沈んだ

主人公の東大生は出稼ぎ労働者と共に働きながら何度も疑問に思うのです
なんでこの人らは自分の境遇に怒ったり抗議したりしないんだろうって
結局指導者がそこから生まれないからだってゆう・・・

革命を声高に叫ぶ過激派東大生達を見て
「親のスネかじってて革命もクソもあるか」とスリ師の爺さんが吐き捨てる台詞もいい

階級闘争だのプロレタリアートだの言ってる学生の方が実は親が金持ちで
それを取り締まる警官や機動隊員の方が高卒で田舎から出てきた貧乏人だった
とゆう矛盾をつかこうへいの舞台で前に見たけど


生まれた環境やおつむの出来で決まっちゃうの
その人の人生が
って時代だったんだろうと思うし
今だってたいして変わらないようにも思う

その圧倒的な不平等さとかね
沈みましたわ

だからと言って陰湿なお話ではなくて
オリンピックに浮足立つ国民の高揚感とか
犯人と警察の攻防戦のドキドキとかは

あげぽよ (最近覚えた)



追記:
敗戦後急激に発展した都市部に対して
食べるのがやっとの貧しい地方の人々
おしゃれも贅沢も娯楽もない中に
原発誘致が行われたら・・・
そうゆう時代に原発は建てられていったんだよなあ
て妙に納得
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by hammsamm | 2011-10-17 14:02 | | Comments(0)

読書メモ

ほわほわふにゃららなお話ばかり読んでた時期から一転
硬派っす



神の火 高村薫

主人公は原発の元技術者で、冷戦時代ソ連のスパイとして活動していた男
長年のスパイ活動で冷え切っていた心
感情が動かされるようなことのなかったこの男
美しいロシア青年に出会って心動かされまくりです
デパートでいっぱいお洋服を買ってあげたりしてます
どうしてだか彼にいっぱい尽くしてあげたくなっちゃいます
拉致された彼の安否を心配して夜も眠れません
彼を救うために自分の命さえ投げ出してもかまわないと考ええます
ロシア青年がチェルノブイリ事故の被ばく者で余命少ないことを知って愕然とします
絶対安全だと言われている日本の原発
科学に絶対などない
初めて自分が過信してきた科学技術に後悔に似た疑問を持つわけです
原子力が人間に与えたものはなんだったのか・・・
ついには
自分が設計に関わった原発を襲撃することを計画するのです

これをこの男は
自分の過去の愚行に対する贖罪意識なのかもしれないと自己分析してます

いや、違うだろ

認めなさい、あなたは彼のことを愛しているのです
夜も眠れないほどに
命さえ惜しくないほどに

原発テロあり、諜報合戦ありで、ハードボイルドでありつつ
美しく若いロシア青年の他にも
おまえの目玉が欲しいと言う偏執的な幼馴染や
自分をスパイに育て上げた親のような男
お互いの友情とも愛情とも執着とも憎しみとも言える感情が入り乱れて
愛憎劇でもありました(すべて男)


作者が肯定するかどうかはさておき
完全にやおい小説でした

つか、高村薫、ぜったい腐女子



まとめて読書メモするつもりが
長くなりそうなのでとりあえずこれだけ
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by hammsamm | 2011-10-11 13:26 | | Comments(2)