平凡な日常の中で思うこと


by hammsamm
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舟を編む

舟を編む  三浦しをん

言葉を探す
薄い紙をめくる

もう忘れてしまった感覚を尊いものに感じる
言葉と辞書に対する愛が詰まった一冊

はじめて辞書を手にしたあの日
分厚い紙の束をめくって探した 「 ちんこ 」の文字
載ってなかったときの落胆
誰もが経験したであろう遠い日の甘酸っぱい記憶
思い出して懐かしさに涙することでしょう

新明解国語辞典の有名な一語 「 恋愛 」

特定の異性に特別の愛情をいだき、高揚した気分で、二人だけで一緒にいたい、
精神的な一体感を分かち合いたい、出来るなら肉体的な一体感も得たいと願いながら
常にはかなえられないで、やるせない思いに駆られたり、
まれにかなえられて歓喜したりする状態に身を置くこと。


言葉は時代と共に変わる
ー特定の異性に特別の愛情をいだきー
異性に限定することの違和感を訴えてるのにはっとさせられた

新解さんの謎  赤瀬川原平
は、副読本としてもってこいの一冊ですね
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by hammsamm | 2012-08-29 17:12 | | Comments(0)

夏休みの2本

ニッポンの嘘~報道写真家 福島菊次郎90歳~



一緒に観に行った友人が

おじいちゃんと犬って組み合わせだけで泣ける

と言ってたけど
ほんとにもうたまらんです

おじいちゃんは犬と
おばあちゃんは猫と組み合わせたら最強だよね

そこ全然メインじゃないんだけど
あまりにかわいくてもう

あとねー
朝食の厚切りトーストに隙間なく塗りたくられたイチゴジャムとか
カボチャや大根やモヤシのごった煮とか
日常の粗食がおいしそうでおいしそうで

そこも全然メインじゃないんですけどね
あまりにもおいしそうでもう

もちろんメインは菊次郎さんの生きざまと
圧倒的な力を持った一枚一枚の写真たちです

動きや声のある動画よりも
その瞬間を圧縮させて切り取った写真の方が伝わるのかも

報道カメラマンとして生きていくきっかけとなった原爆症男性との出会い

仇をとってくれ

怒りとも悲しみとも苦しみともつかない彼の遺した言葉は
60年以上の時を経て
福島の原発事故で再び突き刺さる



おおかみこどもの雪と雨

えーっと
前評判で期待しすぎてました
子供を産まないままおばさんになっちゃってすみません
母性とか全然わかんなくてすみません
って、ちょっと残念な気持ちに

思春期の雪と転校生男子のやりとりは
くすぐったいような、ドキドキしたけれど
年頃の女の子にむかって

「獣の匂いがする」

なんて無神経に言う男子は引っ掻かれて当然である
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by hammsamm | 2012-08-21 14:02 | Comments(0)

読んだ本

読んだよ読んだよ

KAGEROU  水嶋ヒロ ・・・じゃなくてなんだっけ・・・名前忘れました

酷評ばかり目にしていたせいか
想像してたよりずっとおもしろかった

まどろっこしい比喩が全然比喩になってないとこには
ちょっと閉口気味でしたけど

なにより読みやすいし
ストーリーもわかりやすいし
感動でぐっとなるところはなかったけど
作者の生と死の考え方に共感できたし
最期の展開は想像できなかったし
よくできてる

自分の命と引き換えに救うことになる少女と心を通わせる場面は
偽善的になりそうなのに全然そんな風になってなくて

ストーリー全般として
説教臭くなりがちなテーマなのに
別に命の大切さ説いてるわけでもなく
決して軽くもなく

ケータイ小説や山田悠介と比べたら失礼な話ですよ



ナイフ  重松清

あとがきが一番泣いた


ハゲタカ  真山仁

経済小説はまった時期あったなあ
バブルがはじけたあとの日本てドラマチックだからおもしろい
怒りながら読む


ほかに誰がいる  朝倉かすみ

思春期女子の激しさ
女の子が女の子を好きになる激しさ


冥土めぐり  鹿島田真希

理不尽な運命や不幸について考えることをやめてあきらめている女と
やめるとかあきらめるとかじゃなく最初っから考えもしない
病に倒れてもなお何も変わらない夫
こんな男絶対にいや
無神経で自己中で
なのに癒される能天気

でもやっぱいや
かなりいや
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by hammsamm | 2012-08-20 17:45 | | Comments(0)

曾根崎心中

曾根崎心中 角田光代(原作:近松門左衛門)


原作も読んだことないし
文楽も観たことないです

けど
あらすじをカチカチっと調べてみたらほとんど忠実に訳しているようです

ものすごく大雑把にあらすじ説明すると
激しく愛し合う若い男女が結ばれぬ運命と悟って心中するお話
実際あった事件だとか

ただ一点
角田さんなりにアレンジしてんじゃないかなってところがあって
(原作知らないのにアレンジも何もないんだけど)

原作で徳兵衛は

不幸な生い立ちながら奉公先で真面目に働き困った友人を救い
惚れた女には一途で純情

しかもイケメン

悪いとこなしに見える男として書かれてっぽい(グーグル先生に聞きました)けど
何がダメって金がないことなのね
友人(だと思っていた)に金騙し取られた挙句罪人扱いされて
踏んだり蹴ったりのおひとよしな貧乏人

そこんとこを角田さんはうまーくそして意地悪に利用してるみたいに感じる
なんだか情けなくてだらしない男だなあ とか
この男の言ってること信用できるのかな とか
しまいには初(心中相手の女郎)でさえも疑っちゃうの

最期は徳兵衛の手で喉かっ切られて死んじゃうんだけど
そのあとを追う徳兵衛の様子が書かれていないもんだから

これはひょっとして
駄目な男に惚れて駄目な男だとわかってもなお愛していて
駄目な男に裏切られてひとり死んでいく悲しい女の悲話なのか
と思ってしまったくらい

どっちにしても
金のない男は好きな女を幸せにできないってゆー
残酷で悲しいお話なのでした
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by hammsamm | 2012-08-10 16:53 | | Comments(0)

夏のある日

仕事帰りにのぞいてみた

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宇宙ステーション内のトイレとか寝室展示してました

あと
UFOキャッチャーみたいなシミュレーションゲームみたいの(全部あいまい)
小学生男子が操作してたの横目でガン見したけど
宇宙ステーションみたいのに宇宙船みたいのがドッキングするゲームみたいでした
小学生男子ドッキングミッションみたいのに失敗して
ボタンの反応が遅い
とJAXAに対する宇宙開発技術に不安を抱かせるような感想述べてました

壁の引出とか扉開くと何かを何かするための配線とか
何かのパイプみたいのとか見れました

日本人宇宙飛行士の前歴がパイロットとか医師っての確認して
やっぱ宇宙飛行士目指すの厳しいかなと現実をしった夏の一日でした

夏休みの絵日記的なあいまいでおおざっぱな感想は以上です



帰り道で満開のさるすべり

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手のひらでそーっと息を吹きかけると
花びらがくるくるくるって舞い踊って
ひらひらのスカートはいた踊り子みたいなんだよね

おばあちゃんちのさるすべりの花で
飽きずに何度も躍らせてたなあ

くるくるくるって本当に踊ってるみたいで

どんなおばさんにだって
かわいい少女時代はあったのだ

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手のひらのしわしわよりも
指輪が肉に埋もれてることの方が深刻
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by hammsamm | 2012-08-08 01:50 | Comments(0)