平凡な日常の中で思うこと


by hammsamm
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インサイド・ジョブ

こうゆうのは観てすぐに感想書きとめとかなきゃなーて思うんだけど
夏休みの日記を1カ月分一気に書いてたタイプです

「インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実」

インリン・オブ・ジョイトイじゃないから
世のお父さん方は騙されないように





リーマンショックによる世界的経済危機
アメリカ経済破綻の原因はなんだったのか?悪いのは誰なのか?
何十年も前からヒタヒタと忍び寄っていたその経済危機をなぜ止められなかったのか

さすがアメリカやることでかいなー
金融界が仕掛けたでっかい詐欺事件だよなー
政府もその詐欺事件の片棒担がされちゃった感じ

腹を立てながら観る人は多いと思うけど
私はもう途中で何度も笑ってしまって
もーさードラマみたいなんだよね
悪人とそれを糾弾する正義の人と
それぞれの役割をきちんとわかっていて演じているみたい
小心者のくせにずる賢い証券マンとか
あんた絶対役者でしょ!って言いたくなるくらいそのキャラにぴったりなんだもん

金融界と政界の癒着
バブルで銀行は返せる当てもないような金をどんどん貸し
はじけたあとの行き場のない不良債権
多くの庶民が破綻する一方で私腹を肥やし続けるごく一部の特権階級

これって日本のバブルもおんなじだよなーって思いながら観てたんだけど
上映終了後ゲストの堤未果さんが

同じようなことは実は日本でも起きている
いままで表に出てこなかっただけで

とおっしゃったので

え???
まんま日本のバブル崩壊じゃん

て思ったんだけど・・・

最近それが表に出てきた例として原子力村をあげていたので

ちょっとなんか・・・うーん・・・
むしろわかりずらくない?
日本の金融界と政界の慣れ合いと怠慢でおきてしまった
バブル崩壊後の庶民の憤りの方がそのまんまでわかりやすいと思いまつよ・・・

堤さんは
マスコミがトップで扱ってるニュースなんて
もっと重要なニュースを隠すためのものだからどうでもいいことばかり

ってこともおっしゃって
原発事故のときもマスコミはすべて隠ぺいしてた
東京電力(スポンサー)からの圧力で真実を報道できなかった

とこんなことまで言いだしたので
私はちょっと不安になってしまった

堤さんのファンらしきお客さんが
堤さんのおかげでいままで騙されてたことに気づきました
本当のことを教えてくれてありがとうございます

と熱く語っていたのも更に不安になってしまって

あのとき隠ぺいされた事実は確かにあるんだろうし
マスコミは政府の御用機関と言いたい気持ちもわかるんだけど・・・

震災後に取りざたされたリテラシー

マスコミは信用できない
マスコミは嘘ばかり

って人たちの一極性の方がわたしはよっぽど危険だと思うけどな


追記:金持ち=悪いやつ
   って偏見は、偏見だと思いつつもぬぐえなかったんだけど
   それは偏見じゃなくて確信に変わった
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by hammsamm | 2013-02-18 14:52 | Comments(0)

今年も行ったよ

第4回 座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル

今年は5作品観ることができた

森達也セレクション
NNNドキュメント ひめゆり戦史・いま問う国家と教育(1979年)

ひめゆり隊とはなんだったのか
彼女たちは自ら望んで従軍したのか
従軍は日本軍の命令だったのか
県から軍へ協力の申し出があったのか
学校独自の判断で協力を申し出たのか
終戦から34年後
ひめゆり部隊の生存者、遺族
学校関係者や軍関係者を訪ね歩き
その多くの人の証言が重なってひとつの真実に・・・ならない
AはBが悪いといい
BはCが悪いといい
CはAが悪いという

まだ10代の幼い少女達がその命を落とさなければならなかったのは
誰の責任か

まるで藪の中

語る老人それぞれの真実があるんだろうけど
もうほんっとに憎たらしい老人てこんなに憎たらしい顔になるもんかってくらい
殺意すら覚えたわ(もう死んでるだろうけど)

多くの人が苦しみながら死んでいったという事実だけがある

残された遺族としての悲しみと
生き残ってしまったうしろめたさとしての苦しみ
思いは人の数だけ全部違っているけれど
だれもがみんなあの戦争を憎み恨み悔いている

NNNドキュメント 空白の戦史・沖縄住民虐殺35年(1980年)

日本軍による住民虐殺があっという沖縄の地に
その虐殺に関わった元通信兵が謝罪の旅に出る

いやもう何がおどろいたって
軍の指令書??みたいな文書に

標準語話さない敵な
って書いてあったことで!

おいおいまてまてwww

もう全然笑いごとじゃないんだけど
後頭部どつきたくなる感じ・・・

それで
おまいスパイけてーい!!

て住民たち殺されてったんだぜ・・・

なんたる理不尽

戦争なんてすべて理不尽の極みだけど

*****************

ふたつとも日本テレビが制作、ディレクターは森口豁
上映後に森達也氏と森口氏のトークイベントで
撮影秘話(?)や当時のドキュメンタリーと今のドキュメンタリーの違いについて
お話を聞くことができました


これは第1回目からいろんな方のお話聞いてて
みーーーーんな同じようなお話になるのが面白いんだけど

演出とやらせ

真実と事実

このへんの論争はきっと尽きることがないんだろうな
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by hammsamm | 2013-02-12 16:58 | Comments(0)

とにかくうちに帰ります

とにかくうちに帰ります 津村記久子

もうタイトルからしていいでしょ
嵐の夜
バスも電車も止まってしまった嵐の夜
それでもうちに帰りたい
なにがなんでも帰りたい

「給料も今のままでいいし、彼女もできなくていいから、部屋でくつろぎたいんです!」
「べつに愛は欲しくないから、家に帰りたい」
「うちに帰りたい。切ないぐらいに、恋をするように、うちに帰りたい」
「おれも帰りたいです。自分と周囲の人たちの健康を願うように、うちに帰りたい」

あの夜を思い出す
地震ですべての交通機関がマヒして
家にたどり着いたのは深夜3時頃だった
部屋の中はめちゃくちゃで
はーちゃんは声も出せずに震えていて
テレビを点けたら想像以上の被害が東北を襲っていて
恐怖と安堵と
あったかい部屋で眠れる幸せと震えながら救助を待つ被災者と
いろんな感情がごっちゃになってただただ泣いたあの夜

わたしもあのとき思ったんだよね
お金なんかなくても屋根と壁のある場所で安心して眠ることができる
このなんてことない幸せがどれだけ奇跡か
その奇跡にあんなに感謝していたのに

あーーー宝くじ当ててーーーー
そんでもう一生働きたくない

って今は思ってます

中短編集の「職場の作法」は何度もふきだしながら読みました
ほらほら、ね、津村さん絶対おもしろい小説書くって思ってたわ


少し前に読んだ、柴崎友香「わたしがいなかった街で」
この余韻をまだ引きずっている

引きずったまま沖縄戦のドキュメンタリー2本を観て
頭がグラグラした

あとでまた感想かく
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by hammsamm | 2013-02-08 17:34 | | Comments(0)