平凡な日常の中で思うこと


by hammsamm
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東京

毎年GW過ぎると今年ももうすぐ終わるなって思うんだけど
10月ともなるといよいよ大晦日って感じですね

ですね

こないだクーラー効かせてる店があって
もうクーラーつけて、まだ早いだろ涼しいのに!
って思っちゃったよ

気が早すぎた



丸の内のベンチではいろんな人が物思いにふけっています

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かと思えば仁王立ち

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おや?この後ろ姿は米良さん?

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(※イメージ画像)

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  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓

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美空ひばりさんでした・・・・・


昔(何年前か忘れた)の姿に復元された東京駅も完成

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ついでにガンダム

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# by hammsamm | 2012-10-10 01:41 | Comments(0)

その街の今は

その街の今は  柴崎友香

どろどろの恋愛事情があるわけでもなく
複雑な過去や環境があるわけでもなく
日々の日常を描いた作品でおもしろいのはたくさんあるけれど
これは、いままで読んだことないような
すごく言葉にするのが難しい
説明はできないけど好きです

女友達との会話や距離感に好感もてる
28歳彼氏なしのフリーターを
定番の(仕事も恋愛もうまくいかず焦って空回りするアラサー)として描いてないのがいい

「好きになるタイプとうまくいくタイプは違う」
「合いそうとかいい人そうってことで好きになれるなら苦労しない」

女子同士でケーキやお好み焼きつつきながら語る会話がリアルで楽しい

「いい人そう」
このなんとも無責任な台詞はわたしもよく使ってしまう

いいじゃん、いい人そうじゃん、つきあってみればいいのにー

いい人そう
本当にいい人かどうかは知らんけど
猟奇殺人の犯人も近所のおばさんに「いい人そうだった」と言われますし

そして、たとえ本当にいい人だったとしても
「いい人じゃん」
(顔は不細工だけど)
(お金なさそうだけど)
(魅力的ではないけど)
(ださいし臭いけど)
(私ならつきあわないけど)

()の中はいろいろです

話がだいぶそれました

この小説の終わり方がとても好き
とてもとても好きです


※メモ的追伸
これ読むきっかけになった「新潮9月号」に掲載されてた
ミランダ・ジュライの短編がやっぱり最高にかわいくてせつなくて素敵だったのと
木下古栗という初見の作家の衝撃がすごかった
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# by hammsamm | 2012-09-26 15:41 | | Comments(0)

共学と女子高

私、ロングブレスやめたってよ

他人事のようにさらりと報告

この件に関してはあまり語りたくありません
しいて言うなら

呼吸すらめんど



桐島、部活やめるってよ   朝井リョウ

「明日へ伸びていく飛行機雲」なんて比喩が
まったくいやらしくも恥ずかしくも感じない瑞々しさ

ひとつの出来事が数人の視点で語られる「藪の中」方式も
妙に新鮮に感じてしまう

私は青春小説が大好きなんだけど
10代のほんの一瞬の輝きと勢いと戸惑いと自信と不安と
まいにち楽しいとまいにち辛いと泣きたいと笑いたいと
みんなと一緒がいやとみんなと一緒じゃなきゃいやと
一所懸命とめんどくさいと好きと嫌いと・・・・・

混沌とした矛盾が濃密なあの瞬間が
もうぜーーーーったい自分は戻りたくないけれど
ああでも愛おしいあの時間が

そのまんまに
よくわかんねーよあーーーーってままに再現されてる

って思ったら
著者1989年生まれですってよ!奥さん!
ほんとにこないだまで高校生だったのか・・・

ただ一点、著者の認識に間違いがあります

女子がクラスメイトの男子を不思議に思う場面

 なんで男子って、二限目か三限目かの休み時間で弁当全部食べちゃうんだろ。 
 そんなにお腹すくものなんかな。

つい最近まで男子高校生だった著者は
いっつも女子ってこんな風に思ってたんだろうなあって想像か
もしくはクラスメイトの女子に実際にこんな風に言われたかだと思うんだけど

女子高では二限目おわりで弁当食べて
昼は購買のパン部活終わりでカップラーメン家に帰って夕飯

これ普通ですから

共学は男子の目を気にしておなか空いてない小食なふりしてるだけだ!気付け!



終点のあの子    柚木麻子

で、こちらは私立女子高(いわゆるお嬢様校)の女子の生態です

ぐえー女子こわいー

自由奔放で個性的なクラスメイトへの憧れは
友情になり嫉妬になり嫌悪になり
クラス全体を巻き込んでひとりを無視する「いじめ」になるんだけど
いじめてる側に共感してしまうわたし

いじめらていた彼女が数年後もやっぱりいけすかない女で
彼氏をを平凡な女の子にとられちゃうことですっきりしてるわたし

意地悪心120%引き出してくれる恐ろしい作品です

自分が高校生のときって
女子特有のネチネチした友人関係とかに悩むことが一切なかったんだけど
たぶん単純なバカだったからだろうと思う

でもねーやっぱ
女同士って楽しいよ、すごく!!
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# by hammsamm | 2012-09-12 17:35 | | Comments(0)

夏の公園と月

公園の猫さん

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茶トラ   吉田
黒猫    内村
白ブチ   小原    ですよ

勝手に命名

小原の目は怪我なのか病気なのか目やにで固まってちゃんと開きません
毛並もヨレヨレでベタベタしてるし
はっきりいって不細工で汚い

のに
一番人懐っこいの

足元をすーりすーりぐるぐるぐるごろろろん

人間に嫌なことされてないってことだよねえ
おまえきったねーしっしっって石ころ投げる人がいなくてよかった
かわいいよおばらおばらかわいいよ

ずっと離れたベンチの近くでは

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夏の間はいつ見ても必ずここでお昼寝してた
膝丈の木の下はトトロの森に続く小道みたいにぽっかり隙間ができていて
木陰が気持ちいいみたい

100%寝てるからねここで
太陽が東から上るのと同じ確率で寝てるからねここで

寝すぎ と命名
もしくは 寝好き
なんなら私の名前を襲名してあげてもいいです

涼しくなってくるとベンチでお弁当食べてるおっさんのおかずを狙います



唐突ですが
先月のブルームーン
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ブルームーンだからって月が青いってわけじゃないそうですが

青い月が写ってる
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# by hammsamm | 2012-09-11 00:23 | Comments(2)

カップルのおはなし

リトル・バイ・リトル  島本理生

主人公の女の子は高校を卒業したばかりだというのに
とても冷静で淡々としていて
その女の子そのもののような文体も
ありふれた日常を
ときたま訪れるスリリングな日常を
淡々とつづっていきます

目の前に突然自分好みのイケメン男子が現れても
冷静に事務的に(でもちゃっかり)連絡先交換したりして

でもなんだか登場人物がすべてふわふわとした非現実なものに感じた
や、もちろんこれは物語だから非実在青少年(©東京都)なのは当然だけど
10代のカップルが交わす台詞とか
あまりにもリアリティがなくて

・・・つか
わたしがおばさんだからかこれは

10代のときに
せめて20代で読みたかった



ばかもの  絲山秋子


東京で生まれ育って現在は群馬県在住だという著者

群馬弁で会話は進みます

イントネーションまで全部再現できつつも
これそんなふうに言わんよ
もうちょっと群馬弁勉強してからこい
と言いたい気持ちと
よそものながら良く頑張りましたって気持

傷のなめ合い的なダメカップルって嫌いじゃないです

こんなこと言ったら著者には失礼だろうけど
作品自体よりも
巻末たった5ページの赤染晶子さんの寄稿文(感想文)が
とっても素晴らしくて私はその感想文で泣いてしまったのでした

これまた著者には失礼だろうけど
解説もまた作品よりインパクトあって
なんだろこの田中和生って人は
文芸評論家らしいですが・・・
書いてる日本語の半分以上まったく理解できず
もちろんこれは私の知識不足ゆえの結果ですが

たとえば

そのような芸術様式が流行したあとにヨーロッパでは近代社会が訪れいているが、
近代文学のあり方に見ることができるようにそこではふたたび自己のための表現を
完結するような、ルネサンス的な調和が目指されたと言える。


う、うん・・・

最後はこれはバロック文学だと言って締めてんだけど
う、うん、バロック文学ね・・・

なんつーか・・・
評論家っていろいろ大変だなあと思いました

一番衝撃的だったのは

等身大に近い男性が、女性の作者による一人称で肯定的に描かれたのは、
日本の近代文学史上ではおろらくそれが初めてのことだった。


この等身大に近い男性ってのは
女性が理想として描く男性像ではなく
男からみて「自分に近い」と感じることのできることのようです
ようするに
全然かっこよくもない
ダメダメなんだけど愛おしい男ってのを描いた女性は
糸山さんがはじめてだって言ってるの!

その後も独自のフェミニズム論は続き
おなかいっぱいでした
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# by hammsamm | 2012-09-05 16:59 | | Comments(2)